何処かで無理をしていたのだと思う。
思春期の私たちは、
誰でも何処かに、
透明で
繊細な
心を持っているのだ。
とても脆く、
いつ壊れてしまうかもしれない。
永久に壊れないかもしれない。
そう、ふとした瞬間、今にも壊れてしまいそうなのだ。
私はそして、―
いつだって、
海底から、
手を伸ばすだけ
の、彼を
見ているだけだ
。