+ ナンバリング +



ノートの散乱する部屋。
一つずつにナンバリングされてるノート。

その中に、分厚いノート、溢れてるのは、別冊。

「こっちが本命みてぇじゃねぇかよ」

ごちた後に、胸に広がったのは苦い気持ちだった。

「違うよ、それは、越えなきゃいけない一つの壁だったんだよ」

それに。

「海堂をナンバリングしてるみたいじゃない。お前の事は、俺の記憶で覚えておきたい。」

ああ、こうやって、俺はこの人に懐柔されていってしまう。




20050216