其れはなんでもない部活の終わり。
不二先輩が弟の自慢をしたのがきっかけ。





蛸と兄貴。





「裕太がね、昨日帰ってきたんだよね。其れがさぁ、すっごい可愛くて。」
「ウザク感じる時もあるんすけど、やっぱり下って可愛くって仕方ないもんすよね?不二先輩!」
「うちの妹はそんなに生意気って感じじゃないけどね・・・」
「大石んちはよき理解者でしょ?俺と大石の応援してくれるし☆」
そんな事言いながらも大石先輩にじゃれ付く菊丸先輩。
猫が居るよ・・・どうする?
そんな皆の気持ちを知ってかしらずか、更にじゃれつく菊猫。



「「いいなぁ・・・」」
「俺、兄貴が欲しい。」
「俺は弟のほうが欲しいけど?」
「「・・・」」
「「じゃあ。」」

こうして俺とこの180を越す大きな先輩は、晴れて兄弟というものになった。
まぁ、法律上は赤の他人なんだけどね。
本人同士が兄弟ごっこ出来れば其れで善い訳だし。

「俺は・・・」
「部長はダメ。だって部長は俺の恋人でしょう?」
真っ赤な茹で蛸を、おれは初めて見た。

「オニイチャン、部長が茹で蛸になったんだけど。」
「あんな手塚俺も初めて見たよ」

こうして、
今日、俺はお兄ちゃんと茹で蛸を手に入れた。



***

みじかっ(驚愕)

実は昔から乾とリョマは兄弟提携を結んでるって言うのが獅治の裏設定でして。
やっと書けました☆

獅治には姉しか居ないんで、一体上が何考えてるなこさっぱわからんと云う話。
でも、後輩は可愛くて仕方ありません(笑)

とりあえず、うちの乾と王子は兄弟のように仲が善いと。
たぶん、越前家でそのように紹介されてます。(笑)
「これ、俺のオニイチャン。」とか言って。



20021102
今朋 獅治

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