真夏の夜の夢



「かずさん。いっしょにねてくれんね」
「・・・寝言は寝て言え・・・」



事の始めは
誰が言い出したか、なん故か怪談話になりよった事やけん。
其れはまぁ、微妙に怖いもけんはあったんやけど、あいつの怖がり方は異常だ・・・!(ほんまにね)

「そんとき・・」
「ぎゃ〜〜〜〜〜!」
「其の女は・・・・」
「やめて〜〜〜!!」
ばこっ!
「うるさいだまれ」
あまりの五月蝿さに、俺はなぐりとばしたとよ。
「痛いばい。かずさん」
「これ以上騒いだら、ぶちのめす・・・。」
「目が座ってますよ?かずさん・・・。」

あ〜うるさいな(怒)

取りあえず一通り話が終わって明日も早いし、さぁ寝ようとなりよったわけやけん。

部屋割り上、俺と昭栄は同じ部屋やけん。
其れはえらいえらいありがたくなか。

あけんかい図体ば見てるとえらい腹立たしくなって来るとよ。
どうせ俺は小さいよ(そうか?)

「電気消すぞ。おやすみ。」
そういって電気ば消して、うとうと寝かかった頃やったとよ。

「か〜ずさ〜ん(涙)」
「はぁ…?誰だ…?」
「かずさん。いっしょにねてくれんね」
「・・・寝言は寝て言え・・・」
ぱたりとゆうだけ言って寝た俺の横にもぞもぞと動く気配がしたとよ。
「なんすんだ?!」
「だって怖いとよ?俺。一人や到底寝れません。それとも明日俺が寝不足で倒れてもカズさんはよかんやろか?」
ベッドに入り込もうとする昭栄ば蹴落としながらの応戦。
「知った事やなか!」
それでも諦めずなおも侵入ば試みる昭栄。
「よかやなかやろか!一緒に寝てくれるくらい!」
「なんで貴様みたいなでかい奴と小さいベッドで一緒に寝なかといけなかんばい?!俺が落ちるやろう?!」
「やあ、俺かずさんの事抱っこして寝ます!」



小声でバトルしあっとったんやけど、これ以上は他の皆に迷惑が掛かるとよ。



結局は俺も眠かったけん、昭栄の我侭ば聞いてしもうたとよ。
言っとくけど、不本意やけんな。
俺は眠いんやけん。

宣言通り俺は昭栄に抱き枕のごとく抱きしめられて深い眠りに落ちていったとよ。
ああ・・・昭栄の腕が、暖かくて、心臓の音が心地よくて・・・。

気が付けば、空は高く青くて、周りからはホモだと公認されてしもうたとよ。

「〜〜〜〜!死ね!バカ昭栄!!ぜんぶ貴様のせいだ!!!!!」



もう二度と昭栄の我侭は聞かいなかと心に誓いながらも、
あん腕で寝るのは気持ちよかったなぁと、
一つ一つホモの道を歩む
功刀一

頑張れ青少年。君の未来はきっと明るい。










***

復帰して書く意欲も復活してきた書いたのがギャグってどう?
私、こういうのも書けるんだね・・・と再確認。
っていうか、新境地
びっくり。

こんなのじゃダメ?
でも楽しかったので許して(笑)



2002
今朋 獅治

かわま すみ様
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