麗らかに晴れた、天気の好い午後だった。





方の笑顔を見るための牲の身体は痛くも無い。




「デートの時くらい、笑ってくれませんか?一さん…。」

折角本州に上陸(福島だけどね)したからと、監督達の目を盗んで高山昭栄並びに功刀一はデートという名のお出かけをしていた。
エース(だったの?)と、正ゴールキーパーが二人揃ってトンずらしたとなると、迷惑をこうむるのはキャプテンあたりか?(当たり前だこん馬鹿野郎…。Byよっさん) とも思うだけは思っていた。
それでも何にしてもこんな仏頂面は無いと思うとも思っていた。

「なんで俺が後々しろしかくさい事になりそうな事ば貴様に付き合わされてんばい・・・。」
なんで俺が後々面倒くさい事になりそうなことをお前に付き合わされてんだよ・・・。
「そぎゃんの、俺が一しゃんのこと好いとぉやけんに決まってるやなかやろか!」
そんなの、俺が一さんのこと好きだからに決まってるじゃないですか!
「嬉しそうにゆうんやねぇ!こんイカレトンチキ!!」
嬉しそうに言うんじゃぇ!このイカレトンチキ!
「イカレトンチキ・・・?善いやなかやろか!めったに本州なんてこれなかんやけんたまにははめはずしたって!」
イカレトンチキ・・・?善いじゃないですか!めったに本州なんて来れないんですからたまにははめはずしたって!

ばきっ!!

「誰が『たまに』だ!!貴様はいっつもはずしてんやろうが!!!!!」
誰が『たまに』だ!!お前はいっつもはずしてんだろうが!!!!!
「あ〜もう、そぎゃんに怒ると可愛い顔が台無しとよ?」
あ〜もう、そんなに怒ると可愛い顔が台無しですよ?
「〜〜〜!!!」
赤らめた頬が可愛い。なんだかそんな幸せな感じ。
あ、でもやばい。もう一発拳が飛んで来るかもと覚悟も中途半端な時だった。



がんっ!ごんっ!


「「いっっっ!!!」」

「この馬鹿二人!お前らのせいで俺が探しぎゃこさされただろうが・・・」
この馬鹿二人!お前らのせいで俺が探しにこさされただろうが・・・

「ひっ!」

怖い・・・

真剣に二人はそう思った。
目の前にいるのは、紛れも無く九州選抜のキャプテンなのだ。
どうやら怒りが沸点を越しららしく、笑顔がとても眩しい。

怯えるのは何も昭栄一人ではない。
功刀一、彼も十分びびっていた。
内心、流石キャプテンやってるだけあるなぁとか、ある種如何でもいい事も思っていた。
ちょっと恰好善いかもとかも想っていた。
「一さ〜ん!」

うっかりときめきモードの功刀一。
そんなの卑怯だろう?!とか思っちゃってる高山昭栄。
つうか、帰るぞこの馬鹿野郎@スマイルな城光与志忠。



ずるとずると引きずられて帰る様はなんとも間抜け。
「あっははは!待ってろよ二人とも!帰ったら100kmランだ!」

夕焼けの中、とりあえず走り続ける二つの影。
それを見守る長い影。



「今度やったら倍がけだ・・・」
多分、きっと、怒らせちゃいけない人。





次こそはキスぐらいまではと心に誓いながらも、
気のせいか善い所に行く前に邪魔が入る気がすると微妙に悟った14歳。
九州選抜自称バティ ラウール ロベルトを倒す男、高山昭栄

頑張れ青少年。君の未来は予想通り。










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初デート昭一。
気が付いたら半年以上忘れてました・・・。
いや、だってネタが・・・<善いわけ☆

いや、本当に待たせてスマソ;



2003
今朋 獅治

かわま すみ様
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