苦しいと思ってなんかいないんですよ。是でも。



只ね。一体誰がこんな事始めたのかなぁって思うんですよね。



酷いと思いませんか?



部長だから次の後継者を選ばなければならないし、



その子には苦痛を譲り受けさせなければならないんですよ?



強くあるためには仕方ないと諦める強さ。部長には必要かもしれませんね。







狂宴







「大和、ほら、ちゃんと咥えてよ」

そう言って口に無理やり入れられるモノは、強豪と謳われて久しい青学男子テニス部レギュラーを勝ち取った男のモノ。

「ふっ・・・ん・・・」

妙に甘ったるい喘ぎを出すのは、其の中でも部長と呼ばれる私。勿論男ですよ。

フェラチオはねぇ、別にしても善いんですけど、こうも大きいと顎が疲れて大変なんですよ。



「はっ・・・!んあっ・・・」

いきりきったペニスを突然入れられれば、流石に2年かけて慣らされた私だって悲鳴の一つも上げるってもんですよ。

「ほら、部長の孔、俺の美味しそうに咥え込んでるよ!」

別に美味しいとは思わないんですけどね。

苦痛だって快楽に変換しなければやっていけないですし。



ずちゅ・ずちゅっと、淫猥な水音が響き渡る部室。

ランキング戦の終わった後の部室はいつもこうだ。勝者の宴。最高の祝盃は部長の体。

反抗権は無く、言われるままに差し出さねばならないこの不浄の身体



只貫かれる身体。喘ぎ鳴き、猥らに身体をくねらせる。

淫行パーティー。八人が快楽に酔う宴。



先代に任命され、部長と一緒に引き継いだのは、レギュラーの玩具としての自分。

別に善いんですよ。それ自体は。ただ、屈強な男に拓かれると、次の日足腰辛いんですよ。



そう言ってる間にも、立ち代り入れ替わりアナルには挿入れられていく。

そろそろ身体も持ちません。後は勝手に玩具を相手にシテ下さい。



目が覚めた後の虚しさといったらありません。

身体はがびがび、部室は臭い。アナルはゆるゆる精液まみれ。全くもって善い事無しです。

一体・・・誰がこの部屋の後始末すると思ってんですか。



それでも気だるげな身体を起こして、ふぅ、とため息をついた時。後に、気配を感じた。

「如何したんですか?まだヤリ足りない?」

振り返ることなく言った台詞は

「違います・・・。」

という、震えた、酷く幼い声で否定された。

「手塚君・・・。」

「如何して・・・如何して大和部長は抗わないんですか?嫌じゃないんですか?」

「好きじゃないです。でも、諦めてしまったから。」

「何故!」

「抗っても、良い事なんて一つも無いんです。君は、目の前で大切な仲間が傷付くのを、黙って見ている事が出来ますか?自分のせいで、部員全員に被害が出るのを、指を咥えて見てられますか?」

「其れは・・・」

「出来ないでしょう?そんな事になったら、悲劇の主人公を気取ってしまいます。」

「部長・・・。」

「丁度いいから此処で言ってしまいますが、今月で三年は引退です。そうなったら手塚君。君が次期部長です。私が退位した後は君の先輩が部長ですが、実質は君に全権を委ねましょう。だから、今の私の役目は君が引き受けなければなりません。君には辛いかもしれませんが。あと二年。君は苦しまなければならない。」

是は死刑宣告。其れでも君は、気丈に耐える強さがある。

「・・・俺は・・・俺は平気です。先輩も気にしないで下さい。」



是から君は、責任の上に立ち、奉仕をしていかなければならないんです。



抗えば、貴方の周りの罪深き獣に、まだ、罪を知らない盲目な獣達に被害が及ぶ。



青学の柱は、人柱。



苦しいのは、君と、君を本当に大切に思う仲間です。



憐れな生贄の羊と、君を思う罪深き獣に幸在れ。





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狂宴導入部で御座います。(偽りの)大和部長視点で御座います。
如何でしょうか?
なんか、なまっちょろいです。裏の裏の意味が無いですね。
ああん、予想外。
でも、いつもより直接的な表現でっす。

是で根を上げられる乙女さんたちは、早々に立ち去られるが宜しいですわん☆

全然OッK・つうか、あまいっつーのな御姐さんがた、一緒に旅立ちましょう。(何処に…?)



20021203
今朋 獅治

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