キレイと想う。
なぁ、見せたくないと言ぅたら、どんな顔をするのかの?










「主、少し焼けたの、肌。」

けらけら笑いながら言うと、少し眉間に皺を寄せた。

「貴方が私をココに呼ばなければ、私は今頃貴方よりもっと白かったんですよ。きっと」

白いワイシャツを脱ぎながら、柳生はそう答えた。

「ああ、確かにのぅ、ゴルフやっとったら、帽子被って完璧に日焼け防止も出来るし」

「別に、焼けたからって文句は無いのですけどね」

優しい声が此方に向けられた。



急激に、このキレイな人を自分が汚してる自分という悪を思い出した。



嗚呼・・・

「仁王くん?」

「比呂士の肌は、とてもキレイ」

背中にキスをした。

「仁王くん、何かあったんですか?」

「とてもキレイなのに、どうしたらキレイになるんじゃろ」

祈りを込めて、キスをした。

「このキレイな身体を、いつか俺以外が見るんだ」

「少なくても、今日は貴方だけが見るんです。」

だけど祈りは、何処へもいけない。

だって俺は、柳生比呂士と離れたくない。

嘗めるように、祈りながら、背中にキスをした。

だって、こんな顔、見せるわけにはいかない。

俺のせいで汚れたお前に、恐ろしいほど欲情した自分の顔。









+--back next--+

20040802 15:00